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快段目盛定規1200本寄贈 2020年7月28日(火)

精密測定工具の製造・販売を行う弊社は、新潟県三条市の小中学校・特別支援学級に「快段目盛」計1200本 (市内の特別支援学級に通う児童へ「アクリル方眼定規 快段目盛 15cm」800本と、小中学校360学級に「カッティングアクリル方眼定規 快段目盛 30cm」400本)を2020年7月28日(火)に寄贈しました。

当日は会場である三条市立一ノ木戸小学校にて贈呈式並びに、5・6年特別支援学級スマイル6組の児童5名と、
定規を使った測り方を学び、フェイスシールド作りの製図に挑戦する授業を行いました。

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5・6年特別支援学級スマイル6組の児童 授業の様子

はじめに、弊社 代表取締役社長 五十嵐利行と2020年当時 三条市 市長 國定勇人氏より挨拶がありました。
続いて弊社 五十嵐から2020年当時 三条市 市長 國定勇人氏へ目録の贈呈が行われました。

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2020年当時 三条市 市長 國定勇人氏(左)
弊社 代表取締役 五十嵐利行(右)

2020年当時 三条市 市長 國定勇人氏から児童へのコメント

「定規はこれまで左から、右から数えるのが当たりまえだったが、この定規は段差になって視覚的にもわかりやすい。特別な支援が必要な子どもにかぎらずユニバーサルデザインとしてたくさんの方に使いやすい定規です。市内の小中学校にユニバーサルデザインの定規が提供いただけることで、算数だけでなく、ユニバーサルデザインも伝えられます。」

五十嵐のコメント

「測定は全ての作業の基本なので、ハカルという行為を、まずは地元の子どもたちに体験してもらう良い機会になればと思います。自ら測ってそれを理解することで、その作業への、また自分自身への自信につなげてもらえればありがたい事です。」

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2020年当時 三条市 市長 國定勇人氏(左)  弊社 代表取締役 五十嵐利行(右)

「快段目盛定規」を活用した授業

5・6年特別支援学級スマイル6組にて、寄贈された「アクリル方眼定規快段目盛15cm」を活用した授業が行われました。児童5名は、モノの測り方を学び、フェイスシールドなどの製図に挑戦しました。

2020年当時 三条市 市長 國定勇人氏から児童へのコメント

「みんなが見やすい定規ができました。もっと算数が好きになるかもしれません。もっといろいろな使い方をすればさらに便利さがわかるかもしれません。みんなの住んでいる三条市は色々なものをつくっているのが特徴です。住んでいるまちで、こんなものを作っていると発見できるようになってほしいです。ぜひこの定規を大切に使ってください。」

五十嵐から児童へのコメント

「快段目盛の定規は、目盛が階段状になっていて読み取りやすいのが特徴です。この定規を使って、さまざまのモノづくりを楽しんでもらえたらうれしいです」

授業は、まず内山純一教諭が、実際に定規を使いながら、線の引き方を児童たちに教えました。
その後フェイスシールドのサンプルを測り、製図に挑戦しました。

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児童たちからは「うまくはかれた」(スマイル6組A君)「またやってみたい」
(スマイル6組B君)という声が上がりました。

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内山教諭のコメント

「子どもたちにとって、この定規は読みやすいようです。はかる事を覚えたら夢中で取り組んでいた。自分で測って自分でつくる事の経験が子どもたちの自信に繋がると思うので、これから積極的に定規を使ってくれるでしょう。後日フェイスシールドを完成させて子ども達の成果として渡したいと思います」

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児童らが快段目盛定規を使ってフェイスシールドの製図を行う様子

寄贈品の紹介

今回寄贈した商品は、「アクリル方眼定規 快団目盛15cm」と「カッティングアクリル方眼定規 快団目盛30cm」です。
目盛を読み間違えにくい「段差型目盛」を採用した定規となっており、1mmずつ段差状になって駆け上がっていく形状なので、読み間違えにくく、視認性がよいところが特徴となっています。更には2mmごとにポイントを入れており、日本人特有の2,4,6,8と偶数をカウントするところにポイントをつけました。
PC、スマホの普及により目を酷使する場面が多くなり、疲れやすくなっているはずです。目盛を読み易くすることで、目への負担を軽減し、疲労軽減を図っています。

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寄贈に至った背景

発達障がいを持たれているお子さんの親御さんから当社製品を購入していただき、そこから情報交換が始まりました。障がいを持たれている方の多くは、集中力が欠如していることが多く、細かい作業などは難しいとのこと。しかし、自分でやってみることで、それができたときの達成感は誰よりも自信に繋がり嬉しいものです。当社としてもこのような商品でも喜んでもらえる方がいるのならばと、更なる開発を進めております。
当社はこの三条という地で事業をさせていただいており、何かこの地に貢献できることは無いものかと考えていました。この地の小中学校の特別支援学級の児童全員に定規を寄贈し、また目盛が見やすいということと定規に沿ってカッターで切りやすいということでカッティング定規を各学級に寄贈することとしました。
当社製品を使っていて、何かを図ってみる、それが計れたときの達成感により、自信につながり、結果として人生の糧となってもらえれば幸いと考えています。