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【基礎知識】スコヤ

2018年9月21日

こんにちは、大谷です!

入社してから半年が経とうとしていますがまだまだ商品についての知識が身についていません…
ということで今回は何に使うの?と前から疑問に思っていた『スコヤ』についてです。

講師を先輩社員の坂口さんにお願いしました!

 

先生!スコヤは何を測るものですか?

 

大谷さんまいど~!!大阪営業所の坂口です。
ほな早速、スコヤについてお話して行きましょ。
このスコヤって一見、ただのL字型の金属の塊やねんけど、
測定工具としては主に直角の精度を確認する為に使用されることが多いんですわ。

 

直角を確認するものなのですね。では形の似ている指矩(さしがね)とはどう違うのですか?

 

スコヤと指矩(さしがね)との違いについて大雑把に区分すると、、、
指矩は縦横方向とも薄い金属板。スコヤは短い側の辺が分厚い土台になってますねん。○指矩は 『対象物に対して線状に接触』
するので接触面の精度はスコヤと比較して曖昧。
○スコヤは『土台を精密な平面に密着』
させて点・線・けがき・位置・直角精度等の確認など使用。

 

用途と構造で違いがあるんですね。

 

まぁメチャクチャ単純に言ってしまうと『指矩』は
『直角に曲がったL字型の物差し』なんですわ。

外側と内側に目盛りがついているので『曲尺』と呼ばれてたりもしますねん。
建築屋さんが材木などの長さや直角を測ったり、勾配を出したりするのにも広く使われてます。

その反面、スコヤは測定工具である為、「土台を精密な平面に密着させて使う」ことが大前提!
平面に対して直角の精度を確認する為のものなんで必然的に土台に精度が求められ、、、、
底面がデカい!

 

スコヤは指矩より直角の精度を高くだせるのですね!

 

そんなとこやね。正味な話、スコヤと指矩は非常に良く似て全く用途が異なる工具ですねん。

 

 

 


スコヤの語源については直角を意味する英語のsquare(スクウェア)が訛ったかららしい。
実際に英語で発音すると確かに「すくぅぅえぁぅ」→空耳的に「すくぅぇぁ」→「すこやぁ」なるほど、確かに「スコヤ」って言うてますね、、、、
でも、、、、、英語の発音のままだと「救えや」って関西弁にも聞こえる(笑)

 

 

 

次回ははスコヤの種類について聞いていきたいと思います!

 

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