NIIGATA SEIKI BLOG新潟精機ブログ
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両面仕様で迷わず読める 子どもたちのための「新しい分度器」 両面分度器 快段目盛シリーズ
2025年3月18日
新潟県三条市で曲尺・コンベックス等の測定工具やDIY製品を開発・販売する新潟精機株式会社(代表取締役 五十嵐利行)は、定規に苦手意識を持つ子どもたちに向けて、公立小学校教諭 井上賞子先生と共に商品開発をし、使いやすさと読みやすさに特化した「両面分度器 快段目盛 SCP-90DKD」「両面全円分度器 快段目盛 FCP-90DKD」を2025年4月より販売いたします。
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両面分度器 SCP-90DKD -
両面全円分度器 FCP-90DKD

「直線を引くのが苦手だった子が『引き始めが分かるからちゃんと引けた!』と喜んで使ってくれました」という声から、測定メーカーとしてできることは、全ての子どもたちが持つ力を引き出すために子どもたちに合わせた「特別な定規」を作ることだという結論にたどり着きました。
情報収集をする中で、分度器は目盛や数字が多いため、使いづらい子どもが多いと知りました。そこで目盛や数字を減らして読み間違いや混乱を軽減し、目盛が階段状のため一目で分かりやすい、弊社オリジナルの「快段目盛」を採用した新しい分度器を開発しました。
- 1. 両面仕様で数字の読み間違いを軽減
- 2. 色分けによる視認性向上
- 3. 快段目盛の採用
目盛が階段状のため一目で分かりやすい、弊社オリジナルの快段目盛を採用。目盛の長さが短→長になる方向と角度が小→大になる方向を統一した設計にすることで、視覚的に読み取りやすくなりました。
これにより、子どもたちが目盛を視覚的に捉えやすくなり、数字や角度をより直感的に理解することができます。 -
- 4. 0°を合わせやすくする工夫
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両面分度器は下部の段差によって0°が合わせやすい -
両面全円分度器は基線が赤く中心に穴が開いているため0°が合わせやすい
分度器の表と裏で目盛を使い分けることで、数字の向きが一方向になり、読み間違いを防ぎます。

表面はピンク色、裏面は水色で数字を色分けし、読み取る際の分かりにくさを軽減します。さらに「水色の面を使います」などのように、先生や親御さんが勉強を教えるときも説明がしやすくなります。
両面分度器は本体の下部に段差を設けてあり、基線(0°)が合わせやすくなっています。
両面全円分度器は基線(0°)が赤線になっていて一目で分かるようになっています。また、中心に穴が開いているため、筆記用具の先端を挿して0°を合わせることも可能です。
「分度器を使うことが苦手なお子さんが、授業で自信を持って学べるようにしたい」
「先生方や保護者の方が特別な工夫をせずとも使いやすい教材を提供したい」
この想いを形にしたのが今回の新商品です。
記載内容は発表日現在の情報です。最新の情報と異なっている場合がございますのであらかじめご了承ください。