
偏心度測定システムについて
お手持ちのインジケータなどの測定器を取り付け、ワークの偏心度(ワークを回転させた時の外径・内径の振れ)や、
軸方向の円周振れ(直角度)を測定するための精密測定治具です。

導入をおすすめする現場
- 円筒状部品(小径)を多数扱う現場
- Vブロックをお使いの現場
- 作業者による数値のバラつきにお悩みの現場
以上に当てはまる現場の皆さんに、偏心度測定システムの導入をおすすめします!
特徴
特徴①
お手持ちのインジケータを取り付けて、偏心度測定が簡単に行えます。

特徴②
最高精度2マイクロメートルを実現。ハイレベルな精密測定をご提供します。
※スリットローラー(小径用)の場合:最大精度3マイクロメートル
特徴③
タイミングベルト+プーリーによる駆動システムと、グリップ付ハンドルにより滑らかな回転で測定を行います。
特徴④
3種類のベース長、3種類のローラー、3種類のキャリア(キャリア無し含む)で、全21タイプからお選びいただけます。


特徴⑤
測定器の0セッティングを容易にする角度微動付キャリアを装着。Z方向の自由な移動が可能で、最適な位置での測定をサポートします。
特徴⑥
ワーク前後を押さえるワークストッパー搭載で、軸方向の円周振れ(端面の振れ)測定も可能です。
偏心度測定システム セレクトガイド
下記のガイドから選んでクリックすることで、ご希望に合った偏心度測定システムをご案内します。
ワーク形状
一般的なワークを測定したい
測定ワーク長さ5~80mm、測定ワーク外径φ1~30mm対応の通常タイプ。
長いワークを測定したい
測定ワーク長さ5~300mmまで対応の長尺測定タイプ。
太いワークを測定したい
測定ワーク外径φ10~110mmまで対応の大径測定タイプ。
ベースタイプ
ショートベース
場所を取らないコンパクトなタイプ。
ロングベース
お手持ちのマグネットベースを取り付けて、複数点の同時測定が可能。
クランプベース
大型測定器のステージ等に搭載可能な、超コンパクト&長穴付タイプ。
ローラータイプ<ショートベースシリーズ>
スリットローラー
溝付タイプ。フランジ(段差)のあるワークの逃がしに最適。
フラットローラー
溝無しタイプ。丸棒など、フランジ(段差)が無いワークで使用。
スリットローラー(小径用)
小径用タイプ。トップローラーを付け替えることでφ1~8mm・φ4~30mmのワークに対応可能。
キャリアタイプ<ショートベース+スリットローラーシリーズ>
キャリア無し
ベース部分にお手持ちのマグネットベースなどを取り付けて使用可能。
シャフトキャリア
測定器を取り付け、ワークの長さに合わせて位置決めができる標準的なキャリア。
リニアキャリア
位置決めの際に滑らかな移動が可能なキャリア。
キャリアタイプ<ショートベース+フラットローラーシリーズ>
キャリア無し
ベース部分にお手持ちのマグネットベースなどを取り付けて使用可能。
シャフトキャリア
測定器を取り付け、ワークの長さに合わせて位置決めができる標準的なキャリア。
リニアキャリア
位置決めの際に滑らかな移動が可能なキャリア。
キャリアタイプ<ショートベース+スリット(小径)ローラーシリーズ>
キャリア無し
ベース部分にお手持ちのマグネットベースなどを取り付けて使用可能。
シャフトキャリア
測定器を取り付け、ワークの長さに合わせて位置決めができる標準的なキャリア。
リニアキャリア
位置決めの際に滑らかな移動が可能なキャリア。
ローラータイプ<ロングベースシリーズ>
スリットローラー
溝付タイプ。フランジ(段差)のあるワークの逃がしに最適。
フラットローラー
溝無しタイプ。丸棒など、フランジ(段差)が無いワークで使用。
スリットローラー(小径用)
小径用タイプ。トップローラーを付け替えることでφ1~8mm・φ4~30mmのワークに対応可能。
キャリアタイプ<ロングベース+スリットローラーシリーズ>
キャリア無し
ベース部分にお手持ちのマグネットベースなどを取り付けて使用可能。
シャフトキャリア
測定器を取り付け、ワークの長さに合わせて位置決めができる標準的なキャリア。
リニアキャリア
位置決めの際に滑らかな移動が可能なキャリア。
キャリアタイプ<ロングベース+フラットローラーシリーズ>
キャリア無し
ベース部分にお手持ちのマグネットベースなどを取り付けて使用可能。
シャフトキャリア
測定器を取り付け、ワークの長さに合わせて位置決めができる標準的なキャリア。
リニアキャリア
位置決めの際に滑らかな移動が可能なキャリア。
キャリアタイプ<ロングベース+スリット(小径)ローラーシリーズ>
キャリア無し
ベース部分にお手持ちのマグネットベースなどを取り付けて使用可能。
シャフトキャリア
測定器を取り付け、ワークの長さに合わせて位置決めができる標準的なキャリア。
リニアキャリア
位置決めの際に滑らかな移動が可能なキャリア。
ローラータイプ<クランプベースシリーズ>
スリットローラー
溝付タイプ。フランジ(段差)のあるワークの逃がしに最適。
フラットローラー
溝無しタイプ。丸棒など、フランジ(段差)が無いワークで使用。
スリットローラー(小径用)
小径用タイプ。トップローラーを付け替えることでφ1~8mm・φ4~30mmのワークに対応可能。
キャリアタイプ<クランプベース+スリットローラーシリーズ>
キャリア無し
ベース部分にお手持ちのマグネットベースなどを取り付けて使用可能。
キャリアタイプ<クランプベース+フラットローラーシリーズ>
キャリア無し
ベース部分にお手持ちのマグネットベースなどを取り付けて使用可能。
キャリアタイプ<クランプベース+スリット(小径)ローラーシリーズ>
キャリア無し
ベース部分にお手持ちのマグネットベースなどを取り付けて使用可能。
偏心度測定システム ラインナップ紹介
※品番ボタンを選択すると商品の詳細をご覧いただけます。
| 品番 | ベースタイプ | ローラータイプ | キャリアタイプ | 測定可能 ワーク外径 | 測定可能 ワーク質量 | 精度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ROG-221S | ショートベース | スリットローラー | キャリア無し | φ4~30mm | 450g以下 | 2~3.5μm以内※2 |
| ROG-221SS | シャフトキャリア | |||||
| ROG-221LS | リニアキャリア | |||||
| ROG-223S | フラットローラー | キャリア無し | ||||
| ROG-223SS | シャフトキャリア | |||||
| ROG-223LS | リニアキャリア | |||||
| ROG-351S | ロングベース | スリットローラー | キャリア無し | |||
| ROG-351SS | シャフトキャリア | |||||
| ROG-351LS | リニアキャリア | |||||
| ROG-353S | フラットローラー | キャリア無し | ||||
| ROG-353SS | シャフトキャリア | |||||
| ROG-353LS | リニアキャリア | |||||
| ROG-101S | クランプベース | スリットローラー | キャリア無し | |||
| ROG-103S | フラットローラー | |||||
| ROG-225S | ショートベース | スリットローラー (小径用) | キャリア無し | φ1~30mm※1 | ●標準ローラー時 :450g以下 ●小径用ローラー時 :35g以下 | 2~6.5μm以内※3 |
| ROG-225SS | シャフトキャリア | |||||
| ROG-225LS | リニアキャリア | |||||
| ROG-355S | ロングベース | キャリア無し | ||||
| ROG-355SS | シャフトキャリア | |||||
| ROG-355LS | リニアキャリア | |||||
| ROG-105S | クランプベース | キャリア無し |
※2 ●2μm=φ20mmワーク測定時(当社測定値)
※3 ●2μm=φ20mmワーク測定時 ●3μm=φ8mmワーク測定時(当社測定値)
ROG-221S

ベース:場所を取らないコンパクトなベースタイプ
ローラー:フランジのあるワークの逃がしに最適な溝付タイプ
キャリア:ベース部分にマグネットベース等の取り付け可能
ROG-221SS

ベース:場所を取らないコンパクトなベースタイプ
ローラー:フランジのあるワークの逃がしに最適な溝付タイプ
キャリア:測定器を取り付け、ワークの長さに合わせて位置決めができる標準的なキャリア
ROG-221LS

ベース:場所を取らないコンパクトなベースタイプ
ローラー:フランジのあるワークの逃がしに最適な溝付タイプ
キャリア:位置決めの際に滑らかな移動が可能なキャリア
ROG-223S

ベース:場所を取らないコンパクトなベースタイプ
ローラー:丸棒などフランジが無いワークで使用する溝無しタイプ
キャリア:ベース部分にマグネットベース等の取り付け可能
ROG-223SS

ベース:場所を取らないコンパクトなベースタイプ
ローラー:丸棒などフランジが無いワークで使用する溝無しタイプ
キャリア:測定器を取り付け、ワークの長さに合わせて位置決めができる標準的なキャリア
ROG-223LS

ベース:場所を取らないコンパクトなベースタイプ
ローラー:丸棒などフランジが無いワークで使用する溝無しタイプ
キャリア:位置決めの際に滑らかな移動が可能なキャリア
ROG-351S

ベース:シリーズ内で一番大きいベースタイプ
ローラー:フランジのあるワークの逃がしに最適な溝付タイプ
キャリア:ベース部分にマグネットベース等の取り付け可能
ROG-351SS

ベース:シリーズ内で一番大きいベースタイプ
ローラー:フランジのあるワークの逃がしに最適な溝付タイプ
キャリア:測定器を取り付け、ワークの長さに合わせて位置決めができる標準的なキャリア
ROG-351LS

ベース:シリーズ内で一番大きいベースタイプ
ローラー:フランジのあるワークの逃がしに最適な溝付タイプ
キャリア:位置決めの際に滑らかな移動が可能なキャリア
ROG-353S

ベース:シリーズ内で一番大きいベースタイプ
ローラー:丸棒などフランジが無いワークで使用する溝無しタイプ
キャリア:ベース部分にマグネットベース等の取り付け可能
ROG-353SS

ベース:シリーズ内で一番大きいベースタイプ
ローラー:丸棒などフランジが無いワークで使用する溝無しタイプ
キャリア:測定器を取り付け、ワークの長さに合わせて位置決めができる標準的なキャリア
ROG-353LS

ベース:シリーズ内で一番大きいベースタイプ
ローラー:丸棒などフランジが無いワークで使用する溝無しタイプ
キャリア:位置決めの際に滑らかな移動が可能なキャリア
ROG-101S

ベース:大型測定器のステージ等に搭載可能な、超コンパクト&長穴付ベースタイプ
ローラー:フランジのあるワークの逃がしに最適な溝付タイプ
ROG-103S

ベース:大型測定器のステージ等に搭載可能な、超コンパクト&長穴付ベースタイプ
ローラー:丸棒などフランジが無いワークで使用する溝無しタイプ
ROG-225S

ベース:場所を取らないコンパクトなベースタイプ
ローラー:φ1~8mmに対応する小径用タイプ
キャリア:ベース部分にマグネットベース等の取り付け可能
ROG-225SS

ベース:場所を取らないコンパクトなベースタイプ
ローラー:φ1~8mmに対応する小径用タイプ
キャリア:測定器を取り付け、ワークの長さに合わせて位置決めができる標準的なキャリア
ROG-225LS

ベース:場所を取らないコンパクトなベースタイプ
ローラー:φ1~8mmに対応する小径用タイプ
キャリア:位置決めの際に滑らかな移動が可能なキャリア
ROG-355S

ベース:シリーズ内で一番大きいベースタイプ
ローラー:φ1~8mmに対応する小径用タイプ
キャリア:ベース部分にマグネットベース等の取り付け可能
ROG-355SS

ベース:シリーズ内で一番大きいベースタイプ
ローラー:φ1~8mmに対応する小径用タイプ
キャリア:測定器を取り付け、ワークの長さに合わせて位置決めができる標準的なキャリア
ROG-355LS

ベース:シリーズ内で一番大きいベースタイプ
ローラー:φ1~8mmに対応する小径用タイプ
キャリア:位置決めの際に滑らかな移動が可能なキャリア
ROG-105S

ベース:大型測定器のステージ等に搭載可能な、超コンパクト&長穴付ベースタイプ
ローラー:φ1~8mmに対応する小径用タイプ

特殊形状対応タイプ
長尺測定タイプ ROG-581S
長さ300mmまでのワークが測定可能!
測定可能ワーク条件
外径:φ4~30mm
長さ:5~300mm
質量:1.7kg以下
形状:円筒状
基準とする部分がローラーで十分に挟める長さであること
※ワーク先端部がメインローラー端面から離れると振れが大きくなり、測定誤差の原因となります。


ベースサイズ:580mm×190mm
ローラー:フランジのあるワークの逃がしに最適な溝付タイプ
キャリア:ベース部分にマグネットベース等の取り付け可能
大径測定タイプ ROG-307S
測定ワーク外径φ110mmまで対応!
測定可能ワーク条件
外径:φ10~110mm
長さ:5~80mm
質量:6.0kg以下
形状:円筒状
基準とする部分がローラーで十分に挟める長さであること
※ワーク先端部がメインローラー端面から離れると振れが大きくなり、測定誤差の原因となります。


ベースサイズ:300mm×160mm
ローラー:丸棒などフランジが無いワークで使用する溝無しタイプ
キャリア:ベース部分にマグネットベース等の取り付け可能
ダブルキャリア/モーター付
ダブルキャリアタイプ
ROG-241SSW
ワークの前方、後方の2点同時測定が可能!
測定可能ワーク条件
外径:φ4~30mm(4mm未満の測定が可能なローラーはこちら)
長さ:5~80mm
質量:450g以下
形状:円筒状
基準とする部分がローラーで十分に挟める長さであること
※ワーク先端部がメインローラー端面から離れると振れが大きくなり、測定誤差の原因となります。


ベースサイズ:236mm×185mm
ローラー:フランジのあるワークの逃がしに最適な溝付タイプ
キャリア:測定器を取り付け、ワークの長さに合わせて位置決めができる標準的なキャリア
モーター付 ROG-251SM
モーター駆動により連続的な振れ測定が可能。(モーター駆動/手動の切替が可能)
測定可能ワーク条件
外径:φ4~30mm(4mm未満の測定が可能なローラーはこちら)
長さ:5~80mm
質量:450g以下
形状:円筒状
基準とする部分がローラーで十分に挟める長さであること
※ワーク先端部がメインローラー端面から離れると振れが大きくなり、測定誤差の原因となります。


ベースサイズ:250mm×240mm
ローラー:フランジのあるワークの逃がしに最適な溝付タイプ
キャリア:ベース部分にマグネットベース等の取り付け可能
偏心度測定システム 測定保持具
昇降ローラ式ホルダ LRH-Y1
偏心度測定システムと組み合わせて、長いワークや段付ワークの測定を可能に!
偏心度測定システム用昇降タイプの測定保持具です。長いワークや段付ワークの測定に最適です。
適用機種
ROG-221S、223S、225S、351S、353S、355S、101S、103S、105S、251SM


高さ調整が簡単な微動送り付
ベース部にON/OFF切替可能なマグネット付
お問い合わせ
偏心度測定システムに関するお問い合わせは、
こちらのお問い合わせフォームよりお願い致します。